Swift Days Fukuokaに参加してきました
Swift Days Fukuokaとは
全国のSwiftに何らかの関係があるエンジニアが、福岡に一斉に集まって情報共有をする3日間(1/24 ~ 26)のイベント(connpassより引用)です。
会場はLINEさんの福岡オフィスを使わせて頂きました。
- 1日目:HAKATA Test Night
- 2日目午前:みんなでSwift復習会
- 2日目午後:HAKATA.swift + Swift愛好会
- 3日目:わいわいswiftc 番外編ワークショップ
私は2日目午後から参加してきました。
HAKATA.swift + Swift愛好会について
とくに細かいテーマはなく、iOS・Swiftに関するトピックが幅広く取り上げられたトークセッションと、談義と呼ばれるLTタイムがありました。
談義の時間は、かっちりとしたスライドをつくらなくてもOK、時間もある限り好きなだけ話してOK、話してる最中でもちゃちゃ入れOKなので、みんなでゆるっと盛り上がってる感じが楽しかったです。
トークの詳しい内容は、connpassのページの資料とTwitterのハッシュタグを見ていただければと思います。
セッションの合間や夜の懇親会で、たくさんのSwift開発者と知り合えたのがとても楽しかったです。
写真は懇親会のときに食べたもつ鍋。博多といえばこれでしょ
わいわいswiftc 番外編ワークショップについて
テーマは「SILをOptimizeしてみよう」
SwiftコンパイラはSILGenのフェーズでSIL(Swift Intermediate Language)と呼ばれる中間言語に変換して、LLVM IRに変換します。LLVM IRに変換する前の、SILの最適化を行うフェーズについて取り上げたのが今回のワークショップでした。
フレディ(@freddi)先生による講義→実践課題を繰り返すスタイルで、課題は基本的にSILOptimizerのコードを自分で書いてみるというものでした。
難易度の感じ方は人に依ったと思いますが、個人的にはハマりまくったのでかなり難しかったです。(C++も初めて書いた)
フレディさんはじめいろんな人に助けてもらいながらなんとか課題の3題中2問まで完成させることができました。
ワークショップ参加後の今は、参加前に読んだ@kitasukeさんの書かれたSILの本の内容がよりスッと入ってくるようになった気がします。
まとめ
勉強会で遠征したのは今回が初めてだったのですが、全国のSwift開発者と繋がれたり、自分がこれから勉強していくためのきっかけになる知識を得られたりと、とても実りある遠征になりました。福岡の美味しいものいっぱい食べれたのも良かったです。
準備や当日の発表・運営をしてくださった皆さん、懇親会などでお話してくださった皆さん、ありがとうございました!
次はtry!Swiftでお会いできるのを楽しみにしています。
余談
私はとにかく飛行機が嫌いで、とりわけ着陸が苦手なのですが、帰りはたまたま同じ便だったおもち(@omochimetaru)さんが隣の席で、着陸態勢の間ずっと話しててくださったおかげで恐怖も頭痛もほとんど無く着陸することができました。(感謝)
すなわち会話してることで気が紛れる上気圧変化にも強くなるようなので、今後飛行機で遠征するときは誰か話し相手として一緒に乗ってください、おねがいします。