Coderetreat for Girlsに参加してきました!
うちの大学で
Coderetreat for Girls
というイベントが行われたので参加してきました!
こちらのイベントは、enPit事業の女性部会WiTによって開催されたもので、今回で3回目なんだそう。
友達に誘われて初めて参加しましたが、とても密度の濃い時間を過ごせたと思います。
イベントの概要と感想をざっくり記録しておきます!
Coderetreatとは?
Coderetreat(コードリトリート)は、ソフトウェアの開発と設計の基本に焦点を当てて集中的に練習をするための、プログラマのための終日イベントです。 2009年に米国で発祥し、今や世界中の各地で開催されており、毎年秋にはGlobal Day of Coderetreatが世界中で一斉に開催されます。 開発者はCoderetreatに参加することで、「完成させなきゃ」という圧力から引き離され、練習に集中できます。
Coderetreatではライフゲームといった単純なお題に、45分のセッションを繰り返し取り組みます。すべてのセッションはペアプログラミングやモブプログラ ミングで行われ、セッションごとに新しい人と組み直します。書いたコードもセッションごとにすべて消します。
(イベントページより引用)
当日の流れと内容
タイムテーブル
09:00 - 09:30 開場
09:30 - 10:00 趣旨説明、準備
10:00 - 11:00 セッション#1
11:00 - 12:00 セッション#2
12:00 - 13:00 ランチ
13:00 - 14:00 セッション#3
14:00 - 15:00 セッション#4
15:00 - 15:30 おやつ
15:30 - 16:30 セッション#5
16:30 - 17:30 セッション#6
17:30 - 18:00 クロージング
内容
各セッション振り返り
セッション#1
言語:Python
アクティビティ:なし
ペアの相手は学部の男の子でした。共通言語がPythonしかなかったのでPythonを選択。
一回目だったので、そもそもライフゲームって何?ってところを理解するのにかなり時間が取られ、完成せず。セッション#2
言語:Swift
アクティビティ:ドライバー
ペアの相手はランチを提供していただいたクラウドネイティブさんのエンジニアの方。セッション1での状況を伝えたら、一番得意な言語でまずはアルゴリズムちゃんと理解しようということでSwiftで書くことになりました。
アプリまで落とし込めたらいいねなんて話してたけど、さすがに45分でそこまでは行けず。でもここで割といいところまでいけました。 この回ご一緒した方がファシリテーション上手すぎて感動。セッション#3
言語:Python
アクティビティ:ドライバー
ペアの相手はenPit関係者の女性の方でした。だんだんライフゲームというものを掴んできたので最初にできなかったPythonで再トライ。
ペアの方が実装するべきメソッドを整理して紙に書いてくださったおかげでわりとさくさく進んで、ほぼ完成までいけました。
アルゴリズム考えるの苦手だけど、一旦紙とかに書いて整理するのめっちゃ大事。セッション#4
言語:C
アクティビティ:1メソッド4行以内
この回は同じ大学の3年生×2と3人でモブプログラミングやりました。みんな前のセッションでやってきた言語全然違ったので、3年生の子のうちの1人がドライバーとしてCで一旦普通に実装して、それを1メソッド4行以内の条件で書き換えてみるというのをやりました。
普段eurekaのSwiftコーディング規約に則ってスペースとか1行空けるとかめちゃめちゃ意識してるせいか、きつきつに詰めて書かれたコードはかなり違和感を感じた、、、セッション#5
言語:Ruby
アクティビティ:ドライバー
ペアの方は一般参加の女性エンジニアの方。やってみたい言語とかでいいよって言われて、これからインターンで書くことになるであろうRubyを選択しました。
文法とかふたりともほぼ知らない状態だったけど、ペアの方も一緒にいろいろ調べてくださって、なんとかRubyでライフゲーム完成したのかなり嬉しかったです。セッション#6
言語:Python
アクティビティ:ループ禁止
最後のペアは男性のエンジニアの方でした。最後なので既に実装できた言語で何かアクティビティに挑戦したいという話をしたら、Pythonで再帰関数を使ってループ処理をする方法を提案してくださいました。派生して他にもいろんな書き方教わってたらライフゲームは全然実装できなかったけど、とても良い時間でした。なんとペアの方が数学科の出身らしく(しかも専門代数幾何だったらしい、すごい)振り返りタイムに数学の話もできたのは楽しかったです。
感想
- ファシリテーターの皆さんが優しくて、やったことない言語・書き方でも安心して挑戦できたのが良かった。
- 学生の皆さん意識が高くて、かなり良い刺激を受けた。
- 美味しいランチとおやつが無料で提供されて最高だった。
- 学生同士だと、非情報系としてどうしても引け目感じて思ってることとかはっきり言えなかったのは反省点。
- 次回も是非参加したい!
最後に
今回のイベントを主催してくださったWiT様、スポンサーの株式会社ねこじゃらし様、株式会社クラウドネイティブ様、サイボウズ株式会社様、ありがとうございました。 とても充実した時間となりました。